銀行系消費者金融と銀行カードローンの違い

銀行系消費者金融と銀行カードローンの違い

カードローンは銀行・消費者金融・信販会社が提供しているローンサービスの一つです。

数ある貸金業者の中でも色々とキャッシングについて調べていると「銀行系消費者金融」という言葉を見かけたことがある方もいるかも知れません。

「銀行系なのに消費者金融ってどういうこと?」
「結局、銀行?消費者金融?どっち?」

なかなか区別をできる方は少ないのではないでしょうか。

しかし、銀行カードローンと銀行系消費者金融のカードローンとでは、全く異なる意味合いとなるので申し込みする前に正しく理解しておくことが大事です。

銀行カードローンか銀行系消費者金融ではサービス内容だけでなく、適用される法律も含めて借入ルールが大きく変わってくることになります。

ここでは銀行系消費者金融と銀行の違いについて説明していきます。

銀行系消費者金融とはノンバンクの貸金業者

結論から言ってしまえば、銀行系消費者金融とは銀行ではなく消費者金融などのノンバンクの金融機関のことを指していると考えてください。

銀行はカードローン以外にも目的別ローンや預金事業を営んでいますが、ノンバンク系はその名前の通り、預金事業などを行っていない銀行以外の金融会社を主に指しています。

つまり、銀行系消費者金融とは、「銀行」という単語が入っているものの全くの別の金融機関となります。

消費者金融なのに「銀行系」となぜ呼ばれるかを説明していきましょう。

そもそも、なぜ消費者金融に銀行系という言葉が付いているのかというと、銀行系のグループ会社として属している消費者金融だからです。

金融業界に限らず、多くの企業はグループ会社として提携することで、事業の分担やお互いの強味・利点を生かして補完しあってグループ全体の成長を目指しています。

もともとは消費者金融も独自で貸金専業会社として経営されていました。

しかし、利息制限法と出資法の上限金利の差、いわゆるグレーゾーン金利の廃止が裁判で認められることになり、法改正として2010年6月の改正貸金業法の完全施行以降は過去に貸付を行っていた債務者への過払い金返還などで多くの消費者金融が次々と経営難に陥ることになったのです。

多くの貸金業者が倒産する中で、大手消費者金融はメガバンクを中心とする銀行グループの傘下企業・子会社になることで経営を安定化させてきたのです。

また、逆に銀行からすれば専業大手の貸金ノウハウを共有化することができ、審査などの一部の保証業務を同グループの専業会社に委託するなどして自行のカードローンサービスを向上させることができました。

結果的に銀行も消費者金融もキャッシングの品質向上により、顧客からの信頼性の獲得に繋がったと考えられます。

銀行系消費者金融の中でも有名どころで言えば、三菱UFJフィナンシャル・グループに属するアコムではないでしょうか?

アコム

三菱UFJフィナンシャル・グループ
SMBCコンシューマーファイナンスのプロミス SMBCグループ
三井住友カード株式会社のSMBCモビット SMBCグループ

アコム、プロミス、SMBCモビットのいずれもテレビCMでもよく流れているので、名前ぐらいは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

実は3社とも銀行グループに属するの銀行系消費者金融なのです。

メガバンクなどの大手銀行が属するグループですので信頼性の高い消費者金融として健全な貸金業を行っていると考えられます。

銀行カードローンと銀行系消費者金融の違い

銀行カードローンと銀行系消費者金融は全くの別物であると説明してきましたが、そのなかでも一番の違いは適用される法律になります。

銀行は銀行法に基づいて運営されていますが、銀行系グループとはいえど貸金業者である消費者金融会社や信販会社は貸金業法と呼ばれる法律が適用されることになります。

法律 適用対象
銀行法 銀行
貸金業法 貸金業者(消費者金融・信販会社など)

貸金業法には契約者ご本人の年収1/3以上は借入できない総量規制が含まれていることが特徴で、銀行カードローンの利用条件とは大きく異なることになります。

ここで注意しておかなくてはならないのが、総量規制対象の銀行系消費者金融では、年収額が利用限度額の設定に関与するため、本人所得のない専業主婦や無職の方は借入することができないということです。

しかし、専業主婦は自分自身に収入がなくても配偶者に安定所得が認められると総量規制対象外の銀行カードローンであれば借入できる可能性があります。

融資の早さは銀行より消費者金融

銀行カードローンは限度額が高く、低金利での融資を行っていますが、銀行グループに属する銀行系消費者金融の金利も低くなるというわけではありません。

あくまでも銀行系消費者金融は消費者金融であり、銀行カードローンよりは金利は高くなります。

平均的なところで、銀行では上限金利が年率14.0%台のことが多く、ほとんどの消費者金融では年率18.0%を適用しています。

その代わり、消費者金融では審査スピードに注力しており、平日14時までに手続きを完了させれば申し込みから最短1時間で即日振込をしてもらえます。

何よりも銀行のように平日のみの窓口営業・手続きというわけではなく、無人契約機を設置することで土日祝日もカード発行をして最短即日融資を受けられるなど、利便性の高さは消費者金融の方が一枚上という印象があります。

初めてなら銀行系消費者金融がおすすめ

銀行は住宅ローンや自動車ローン、教育ローンといった様々な事業を行っており、カードローン事業を主にしている訳ではありません。

そこに加えて、貸付限度額の高さ・低金利から、いわゆる高所得者などの優良顧客にターゲットを絞っている傾向がうかがえます。

「なんで顧客を選んでいるんだ!」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、高額なお金を低金利で貸付するのですから貸倒リスクを考慮して審査基準は厳しくなるのは当然のことだと考えられます。

銀行系消費者金融のサービスを活用

審査基準が緩いという訳ではありませんが、消費者金融は銀行の審査基準と比較すると金利が高い分、審査ハードルは低く、貸金専業系というところで審査ノウハウも豊富に持っています。

もちろん、収入が安定していることに加えて、個人の信用取引の履歴が登録されている信用情報機関に延滞や滞納などのネガティブな情報がないことが前提になります。

また、借入金額・借入件数が多すぎると返済能力からも審査通過の可能性は低くくなることは否めません。

しかし、スピード対応からも緊急性の高い資金調達にもスムーズな対応が可能で、個人事業主や自営業者の借入にも対応してもらえるのが銀行系消費者金融です。

融資スピードだけでなく、初回利用であれば返済額を減らせる無利息期間や即時振込融資など、あまり銀行が対応していないようなサービスが設けられているのが消費者金融系の魅力でもあります。

特に無利息キャッシングは初めての借入で金利が不安なキャッシング初心者には嬉しいサービスと言えます。

プロミスアコムでは30日間無利息サービスがあるので、30日以内であれば借入額と同額の最少返済額だけを支払えば問題ありません。

何よりも銀行系消費者金融であれば銀行グループという安心感がポイントです。

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